補修・補強アウトプレート工法
国土交通省 新技術適用性評価 旧NETIS番号:No.HR-030015-A
ARIC((社)農業農村整備情報総合センター登録):Ⅱ-A-2 ID20200
東京都「新材料・新工法集」登録 掲載No.0401017
概 要
アウトプレート工法は、両端に定着体を有するCFRPプレートを緊張して、既設コンクリート躯体に固定、接着する工法です。
従来の連続繊維シート接着工法に比べ、CFRPプレートを緊張することによりコンクリートにプレストレスを導入することが可能で、少ない補強材料で大きな補強効果を得ることができます。
緊張材として薄いCFRPプレートを使用しているので補強後の外観形状、断面変化がほとんどありません。RC、PCのホロースラブ・T桁をはじめ多くの橋梁に適用可能です。
特 長
- 炭素繊維補強材がすごい!
- 高強度・高弾性・高耐久性・軽量と、補強材としてとても優れてます。
- 補強効果が優れています!
- 曲げ耐力、ひび割れの抑制、たわみの回復、耐久性の向上、景観性の維持、優れた維持管理性、作用断面力の改善
- 環境にやさしい工法です。
- 従来の連続繊維シート接着工法に比べ、CFRPプレートを緊張することによりコンクリートにプレストレスを導入することが可能なので、少ない補強材料で大きな補強効果を得ることができます。資材が少なくて済むので、環境にもやさしい工法といえます。
- 軽いCFRPだから軽量組立。
- 緊張材として薄くて軽いCFRPプレートを使用しているので、大型の重機等を必要とせず、組立てが比較的簡単で、交通規制等も必要ありません。
- 工期が短く済みます。
- 一般的に使用されている炭素繊維シート接着工法(従来技術)では、「56日/24m」の施工量でしたが、OP工法を用いた場合、RC中空床版橋の標準的な 現場条件のもとで、
「31日/24m」の施工が可能です。