橋 梁大偏心外ケーブルトラス
大偏心ケーブル構造は、部材高さの範囲を超えて外ケーブルを配置した構造で、 ケーブルの偏心量を大きくとることによって部材断面やPC鋼材量が減少し、長支間化や軽量化に対応できます。
大偏心外ケーブルトラス構造の特長
軽量化と経済性
部材断面を小さくすることが可能となり、桁自重が軽減されます。
PC鋼材を大きく偏心させることで、主桁に効率よくプレストレスを導入することが可能となることから、PC鋼材の本数を減少することができ、経済的となります。
![大偏心外ケーブルトラス](https://www.dps.co.jp/wp-content/themes/dps/images/tech_daihen_01.jpg)
耐震性の向上
桁自重の低減により、地震時に下部工に与える慣性力を小さく出来る為、耐震性の向上を図る事が出来ます。
単純桁よりも連続桁の方がより効果的です。
![大偏心外ケーブルトラス](https://www.dps.co.jp/wp-content/themes/dps/images/tech_daihen_02.jpg)
デザイン
PC鋼材の偏心量は桁上、桁下に設定が自由である為、桁下空間に制限があるような場合でも対応できます。
桁上の偏心部をコンクリート等で覆うなどの手法により、景観を配慮したデザインも可能です。
![大偏心外ケーブルトラス](https://www.dps.co.jp/wp-content/themes/dps/images/tech_daihen_03.jpg)