橋梁18/銀山御幸橋《国内初!5径間連続波形鋼板ウェブ箱桁橋(押出工法)》

工事名 国道橋梁整備工事
施工場所 秋田県雄勝郡雄勝町松の木地内
橋  長 210.000m 幅  員 9.700m
支  間 27.400+3@45.500+44.900m
構造形式 5径間連続波形鋼板ウェブPC箱桁橋
荷  重 TL-20 斜  角 90゚00’00”

国内で初めて押出し工法によって架設した5径間連続波形鋼板ウェブPC箱桁橋

銀山御幸橋は、国道108号線の秋田県に位置し、奥羽山脈を横断する山岳道路(通称、松の木道路)に建設された橋梁です。
本橋は、国内で初めて押出し工法によって架設した5径間連続波形鋼板ウェブPC箱桁橋です。
架橋現場が沢沿いの片斜面上にあり、その地点における植生の保護、冬季の積雪や雪崩等の影響のため、桁下空間を有効利用できないことから、押出し工法による架設が採用されました。

ピロン柱を用いた斜吊り併用押出し工法

手延べ部(主桁の先端から3ブロック)の変形を防ぐため、ピロン柱を主桁の第5ブロック上に設け、斜吊りケーブルによって補強しました。